タオルバカ一代(上海へ赴任、作るところから売るところへ)㉓
(病院で知らされた上海行き) 手術を無事終え、麻酔も冷め、新しい朝を迎えました。目を開けると社長が立っているのが目に入りました。病室ではいつもの雷は落ちませんでしたが、お見舞いに来てくれたようで、その心遣いに感謝しまし…
タオルソムリエがご案内します
(病院で知らされた上海行き) 手術を無事終え、麻酔も冷め、新しい朝を迎えました。目を開けると社長が立っているのが目に入りました。病室ではいつもの雷は落ちませんでしたが、お見舞いに来てくれたようで、その心遣いに感謝しまし…
(中国の国内販売をBU別ビジネスで考えてみた) 中国の百貨店での販売は素晴らしい成長をとげていましたので、この知名度を生かさない手はないと考えていました。 日本で分類した第2統括のBU(ビジネスユニット)をまず中国に…
(自分のポジションは碁盤の目) 中国のビジネスにおいて、日本とは異なる顧客の分布の概念がありました。従来の日本では、「上流」「中流」「下流」に顧客を分類し、中流を狙いどころとする戦略が一般的でしたが、中国のビジネスでは…
(笑顔で迎えた天猫店開始) 天猫(TMall)にSHOPが開店することが決まると、どの商品を販売するか慎重に議論しました。所有しているブランドの中から、第一統括で販売している百貨店での展開と問題が発生しないように、商品…
(尖閣諸島問題で日本製品がボイコットされる) 尖閣諸島を巡る領有権問題が政治的な緊張を引き起こし、日中関係に影響を与えました。当時の日本の総理大臣が中国の国家主席を国際会議場で無視したことで、中国側が面子を傷つけられた…
(中国ビジネスで生きていくためのスキル) 中国のビジネス文化には、「ひとりでは龍、二人では猫、三人寄れば烏合の衆」という格言があります。これは、中国人が個々には力強いが、集団でいると混乱するという特性を表し、一方、日本…
(帰任し特命担当部長を拝命) 新しく設立された営業第2統括部・特命担当部は、部長の私と女性マネージャーの2名で構成されていました。私のデスクは窓際に配置されていました(笑)。会社の利益にどのように貢献できるかを早急に考…
(最終回) (我々は微力だが無力ではない) 連載は30回を迎え、なんとか最終回までくることができました。振り返って見ますと、 今治に赴任した当時(1992年)、タオルの海外生産比率は20%前後でした。その後、この比率…
タオル作りは難しく考えないで、この10か条を順番に工場へ伝えて相談してゆけば、驚くほど簡単にお好きなタオルが作れると思います。 その驚くほど簡単な10か条を紹介します。 ①サイズを決める ②テクニックを決める ③素材を決…
タオルの作り方10か条の「第1か条」は、作りたいタオルの「サイズ」を決めます。 タオルのサイズは、生産する機械の性質上「タオルの幅」に制限があります。タオルの長さの調整は簡単ですが、幅の調整には一定の条件を提示されること…
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