タオルの作り方10か条の「第1か条」は、作りたいタオルの「サイズ」を決めます。
タオルのサイズは、生産する機械の性質上「タオルの幅」に制限があります。タオルの長さの調整は簡単ですが、幅の調整には一定の条件を提示されることがあります。「低価格」「短納期」を実現する為には、①~⑧のタオル幅から選ぶことをお勧めします。
良く使われる名称とサイズをまとめてみましたので、参考にしてください。
タオルのサイズと呼び方
お風呂上りに身体を拭くバスタオルからポケットに収まるハンカチタオルまで7つに分類してみました。
略称、英語読みなども参考にして下さい。
タオルはサイズによっていろいろな呼び方がありますが、業界等で統一された呼び方はありません。例えば「ハンドタオル」という呼び方がありますが、小さなハンカチサイズだったりフェイスタオルの事を言ったりする方もいらっしゃいますので、呼び名は参考までに覚えて下さい。
タオルの名称
タオルの名称をご紹介します。こちらの名称は業界で統一されていますので是非覚えて下さい。
タオルは、縦方向に製織されていきます。その上下、左右にパイルがない部分があります。両サイドを三巻に縫製したところを「ミミ」、上下部分を縫製したところを「ヘム」と呼びます。タオルの中央部分でループ状にあるのがパイル、そのパイルの下には地縦糸と地緯糸が見えませんが走っています。
タオルは、「①地経糸(じたていと)」「②パイル経糸(たていと)」「③緯糸(よこいと)」の「3本の糸」で構成されています。詳しくはこちらをご参照下さい。