⑨検品・検針・加工場所を決める

タオルは生産が終了して、全工程の最終の段階で検品・検針して良品だけを出荷します。工場にて厳しい検品検査を行いますが、最終ユーザーの要望によって念の為に検品検針専門の第3社機関にその商品を出荷し、もう一度検品検針を行うこともあります。包装がある場合は、第3社にて検品検針後に行われます。これは当然コストは2重にかかりますが、お客様が必要とあれば実施します。その判断は、工場の検品のレベルや実績によって変わることもありますが、安心安全を考慮して決められるお客様は多くいらしゃいます。

日本で使用されているタオルは、現在約80%が海外で生産されています。検品の基準は日本とアメリカでは違います。また日本の中でも「A社」と「B社」でも違います。検品の基準は平均値はありませんので、工場検品にするか第3社検品にするかは独自の判断が必要です。厳しくすることは簡単ですが、厳し過ぎるとB品が多く発生してしまい、納期に間に合わなくなってしまうことを何度も見てきました。だから検品基準を甘くすることは本末転倒になりますが、許容限度を決めて進めることは大事なプロセスだと思います。工場との取引が浅い時期は第3社検品を通してB品率やB品の度合いを確認し、ある時期が過ぎたら工場検品だけに移行するのも手段だと思います。また工場に第3社検品を抜き打ち検品を派遣することも出来ます。検品については決して緩めてはいけませんが、その工場のレベルとコストを天秤にのせて判断するべきと思います。