為替相場推移表(日本円とUS$とRMB)3年間のレート推移をみる

私は約30年に渡ってタオルを輸入して商売をして来ましたが、この為替相場を見間違えると商売に大きな影響を与えてしまうと言うことを身に染みて感じています。為替相場の専門家ではありませんので為替の変動の要因について細かい説明は出来ませんが、仕入れ価格に大きくかかわってくるので、過去の歴史を知っておくことは大変重要な事と思います。

長い歴史の中でUS$と日本円は大きく変動してきました。

USドルと日本円の推移グラフ

引用元:  https://www.fx-foreign-exchange.com/rate/usdjpy.html

1973年変動相場制が導入されたあと、日本円のUSドルに対しての史上最高値は2011年10月31日、75.54円/US$(仲値)です。 東日本大震災直後に80円の壁を破り最高値を更新したあと10月のギリシャ発欧州金融危機により記録しました。

一方最安値は1998年の147.63(仲値)であり、この差は最高値/最安値=195.43%、約2倍と言う驚くべき数字です。同じタオルの仕入価格が2倍も高くなってしまう時もあると言うことです。

以下の推移表をご覧ください。

USドルを軸に日本円と中国元の推移グラフ

日本円は、2018年4月時点で対USドル(青線)は107.30、対中国元(オレンジ線)は6.36でした。

2021年3月1日時点で対US$(青線)は107.49、対中国元(オレンジ線)は6.46です。

2020年3月9日にコロナショックで為替が乱高下し、対USドルは日本円に対して103.01(TTS)で2020年の最高値を記録しましたが、その後も円高に推移しています。

中国元はUDドルに対しては、2018.04当時【元高/ドル安(6.30)】でしたが、米中の貿易摩擦から2020.05には近【元安/ドル高(7.17)】を記録し、ここ数か月は急激な【元高/ドル安(6.46)】で推移しています。3年前の水準(6.3台)に戻るのは時間の問題ではないでしょうか。今後の米中貿易戦争を含む為替動向を注意深く見守る事が必要です。

もうひとつのグラフを見て下さい。日本円を軸にUSドルと中国元(RMB)の推移を表したグラフです。

日本円を軸にUSドルと中国元の推移グラフ

日本円は両通貨に対して直近3年間は、右肩下がりのグラフになっているので【円高】に推移していたと言えると思いますが、直近(2020.08~)からは特に中国元(RMB)に対しては円安に振れています。為替はいつも変動していて両通貨ともに上下の差は約10%以上ありました。

輸入者にとって円高は大歓迎ですが、為替の変動が約10%以上ありますので、商売の利益に与える影響が大きいと思います。予測する事はとてもむずかしい事ですが、ご商売を成功させるためにも是非過去のレートの変動をみて、損益の計算時参考にしてください。

間違いのない為替レートを使って損益を計算をする習慣を身につけたいものですね。