為替相場推移表(日本円とUS$とRMB)3年間のレート推移をみる(2022年9月更新)

私は約30年に渡ってタオルを輸入して商売をして来ましたが、この為替相場を見間違えると商売に大きな影響を与えてしまうと言うことを身に染みて感じています。為替相場の専門家ではありませんので為替の変動の要因について細かい説明は出来ませんが、仕入れ価格に大きくかかわってくるので、過去の歴史を知っておくことは大変重要な事と思います。

なにより今起きている、「原料高」x「為替安」のダブルパンチは過去に記憶はなく、大変な危機だと感じています。

長い歴史の中でUS$と日本円は大きく変動してきました。

USドルと日本円の推移グラフ

引用元:  https://www.fx-foreign-exchange.com/rate/usdjpy.html

1973年変動相場制が導入されたあと、日本円のUSドルに対しての史上最高値は2011年10月31日、75.54円/US$(仲値)です。 東日本大震災直後に80円の壁を破り最高値を更新したあと10月のギリシャ発欧州金融危機により記録しました。

一方最安値は1998年の147.63(仲値)でありましたが、2022年9月6日に143.42(仲値)を記録、この差は約10年で最高値/最安値が約2倍と言う驚くべき数字です。同じタオルの仕入価格が2倍も高くなってしまう時もあると言うことです。

以下の推移表をご覧ください。

USドルを軸に日本円と中国元の推移グラフ

3年前の2019年10月時点で、US$に対して日本円(オレンジ線)は109.19で中国元(青線)は7.09でした。

2022年09月01日時点で対US$(オレンジ線)は140.53、対中国元(青線)は6.90です。

2020年3月9日にコロナショックで為替が乱高下し、日本円は対USドルに対して103.01(TTS)で2020年の最高値を記録しましたが、2022年の年明けは、近年の最安値のレート116.44で始まり、4月1日は123円台、5月に入り130円を突破し、7月月初は138円を記録、ついに9月は140円台に突入して円安は続ています。

中国元は、米中の貿易摩擦の勃発した頃の2020.05には【7.17】の最安値を記録しました。2021年に入りしばらく【6.40】前後で推移していましたが、4月になってからいきなり【6.60】まで変化して、【元安/ドル高】で推移しました。8月1日は【6.74】、9月1日じは【6.90】を記録、元安傾向は続きそうです。

ドルの動向を注意深く見守る事が必要です。

日本円を軸にUSドルと中国元の推移グラフ

上のグラフを見て下さい。日本円を軸にUSドルと中国元(RMB)の推移を表したグラフです。

日本円は両通貨に対して2021年の春頃を起点に右肩下がりのグラフになっているのがおわかりと思います。そしてここ2~3か月急激にさらに上がり、円ドルレートはグラフからはみ出すほど変動しています。つまり、約1年間は【円安】に推移し、この数カ月は急激な【円安】で激震が走っています。中々円安が止まりませんね!両通貨のUS$、RMBに対しての円安です。そろそろ円安も一服してもらいたいものですが、日米の金利差がますます開いていますから、まだまだ円安は続きそうな気配です。

輸入者にとって為替の変動が年初から20%以上もあると、商売の利益に与える影響が大きいと思います。直近では1か月で[10数円]変動した月もあり、政府関係者もやきもきさせています。予測する事はとてもむずかしい事ですが、ご商売を成功させるためにも是非過去のレートの変動をみて、損益の計算時参考にしてください。

間違いのない為替レートを使って損益を計算をする習慣を身につけたいものですね。