2021年6月更新!外国為替相場推移表

タオルを海外で生産した場合、取引は一般的に外国の通貨が使用されます。

為替相場(為替レート)とは、外国為替市場において異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率です。

一般に、わが国で最も頻繁に目にする為替相場は円・USドル相場ですが、そのほかにも様々な通貨の組み合わせに関する相場が存在します。

為替相場は日々変動していますので、そのレートを見て仕入れ価格を計算しなければなりません。最近はコロナショックで為替が大きく変動しており、2020年3月9日には円ドルレートが瞬間ですが一時101円台(TTS103円台)に急騰する場面もありました。ここ3年の推移を見ても10%以上変動していますので、販売の見積価格を計算する場合には要注意です。

タオルを外国で生産して輸入するとき、1枚のタオルがUSドルで提示されます。その時のレートで日本円へ換算して仕入れ価格を計算しますが、実際の決済時に為替レートが変動してその計算価格が大きく変動することがあり、円安に振れると利益が飛んでしまうこともありますので、推移表を見てしっかり判断してください。

まずは、日本円とUSドルの推移表をご覧ください。 2021年6月1日更新しました。

3年間の日本円とUSドルの為替レート(TTS)の推移表(2021年6月1日更新)

3年間の平均レートは109.38円/USドルでした。この3年間で円安と円高時の差が約11%位ありましたが直近10年でみると約60%動いていますので細心の注意が必要です。

2021年6月頭のレート110.41は 、3年間のレート水準が109.38ですので少し【円安ドル高】です。

3年間の中国元(RMB)とUSドルの推移表(2021年6月1日更新)

ここ3年間の中国元(RMB)とUSドルの為替レート(TTS)の推移表を添付しました。3年間の平均レートは6.83でした。この3年間で元安と元高時の差が11%位ありましたが、 2020年5月27日のレートは7.1697となり一気にUSドルに対して中国元安(USドル高)に推移ました。8月1日は6.97、10月1日は6.79、11月2日は6.68、12月1日は6.57と一気に「元高ドル安」の方向に向かい始め、まだ「元高ドル安」傾向は続いています。

中国工場で生産した場合、中国工場の見積通貨はUS$で契約することが多く、見積金額を決めるファクターとして大きくかかわってくるので、中国元とUSドルの為替レートも注意してみておく必要があります。

タオルは綿花を輸入します。工場原価に大きく影響するはずですので、為替を使って価格交渉する時の武器に使うことも出来ると思います。バイヤーの交渉テクニックのひとつに使って下さい。

2021年6月頭のレート6.36は 、3年間のレートの中で一番の【元高ドル安】です、2020年後半からずっと【元高ドル安】傾向に振れていましたが、3年間の最安値を更新しました。

この【元高】は、日本のバイヤーにとってはうれしくないレートと言えます。元高は輸出価格がアップする要因ですので、注意して粘り強く工場と交渉して下さい。

3年間の中国元(RMB)と日本円の推移表(2021年6月1日更新)

ここ3年間の中国元(RMB)と日本円の為替レートの推移表を添付しました。3年間の平均レートは15.90でした。円安と円高時の差が約15.9%位ありました。 昨年夏以降米中貿易摩擦の影響もあり元安(円高)に推移した時期もありましたが、ここ数か月位は元高(円安)に推移し、ついに3年間の最高値を更新しました。

日本円で決済することは少ないと思いますが、自国の貨幣価値が貿易相手国に対してどの程度変動しているかを把握しておくことは、重要なことだと思います。出張して日本円を中国元に交換するときに為替レートの変動を感じますが、統計的になかなかとっていないことが多いと思いますので、是非参考にしてください。

2021年6月頭のレート17.17は、3年間のレートで最高値です。2020年後半から【円安元高】に推移しており、ついに2018年6月に記録したRMB最高値17.07(2018.06)を更新しました。【円安/元高】傾向は続きそうです。

一生懸命工場と価格交渉しても為替の変動で利益が帳消しされることが多々ありますので注意が必要と思います。

日本円を軸にした、USドルと中国元(RMB)の推移表はこちらをご覧ください。