2022年9月更新!外国為替相場推移表

円安がなかなか納まりません。原料高に円安は輸入業者にとってはダブルパンチになっています。為替はどっちに転ぶかわかりませんが、急激な為替レートの増減は経営を苦しめます。要注意です。引き続き毎月追いかけてご報告いたします。

タオルを海外で生産した場合、取引は一般的に外国の通貨が使用されます。

為替相場(為替レート)とは、外国為替市場において異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率です。

一般的に、わが国で最も頻繁に目にする為替相場は円・USドル相場ですが、そのほかにも様々な通貨の組み合わせに関する相場が存在します。

為替相場は日々変動していますので、そのレートを見て仕入れ価格を計算しなければなりません。コロナショックで為替が大きく変動した2020年3月9日には円ドルレートが瞬間ですが一時101円台(TTS103円台)に急騰する場面もありましたが、2020年4月に入ってからずっと円安に振れています。2022年に入ってから、4月は125円、5月は20年ぶりの130円を記録、7月1日は24年ぶりに135円を突破(TTS137.68円)し、8月1日は133.91円で円安は続いています。150円になる可能性もゼロではないとお伝えしていましたが、9月6日に24年ぶりに143円台を記録しました。販売の見積価格を計算する場合には、本当に気をつけて下さい。

タオルを外国で生産して輸入するとき、1枚のタオルがUSドルで提示されます。その時のレートで日本円へ換算して仕入れ価格を計算しますが、実際の決済時に為替レートが変動して利益計算が大きく狂ってしまうことがあり、円安に振れると利益が飛んでしまうこともありますので、推移表を見てしっかり判断してください。

まずは、日本円とUSドルの推移表をご覧ください。

3年間の日本円とUSドルの為替レート(TTS)の推移表(2022年09月01日更新)

2022年09月頭のTTSレート140.53で円安が続いています。

3年間の平均が水準が112.62ですので【円安ドル高】です。グラフが右肩上がりは円安で、どれだけ急激に円安が進行しているのかをご理解いただけると思います。

2022年1月の初相場(TTS)は「116.44」で始まりました。そして4月1日は「123.20」を記録、2015年以来の安値を更新しと思えば、5月2日は「131.20」まで円は急落し、20年ぶりの円安と思ったばかりでしたが、7月1日は「137.68」まで進み、8月1日は「133.91」でした。この円安は9月1日「140.53」を記録、9月6日は24年ぶりに143円台を記録しました。「150円」になってしまうのではないか?と心配していましたが、現実になってきました。為替の動向には、さらに注意して下さい。

3年間の平均レートは「113.55円/USドル」でした。この3年間で円安と円高時の差が「約36.4%」ありました。今年だけで「20.6%」も変動しています。直近10年でみると約60%動いています。為替って怖いですね。

3年間の中国元(RMB)とUSドルの推移表(2022年09月01日更新)

2022年08月頭のレート「6.90」で、3年間のレートの平均値(6.69)ですの「元安ドル高」でした。2020年後半からずっと【元高ドル安】傾向に振れていましたが、2022年4月以降は【元安ドル高】に振れています。

ここ3年間の中国元(RMB)とUSドルの為替の平均レートは6.69でした。この3年間で元安と元高時の差が13.6%位ありました。 2020年5月27日のレートは7.1697が3年間の最安値でしたが、2022年1月26日に3年間の最高値を記録しました。今年に入ってから6.30台で推移してましたが、4月は急激な「元安ドル高」に振れ、5月月初は「6.60」、6月月初は「6.67」を記録しました。7月は「6.69」、8月は「6.74」、9月は「6.90」でしたが「元安ドル高」はまだ続きそうな気配です。

中国工場で生産した場合、中国工場の見積通貨はUS$で契約することが多く、見積金額を決めるファクターとして大きくかかわってくるので、中国元とUSドルの為替レートも注意してみておく必要があります。

タオルは綿花を輸入します。工場原価に大きく影響するはずですので、為替を使って価格交渉する時の武器に使うことも出来ると思います。バイヤーの交渉テクニックのひとつに使って下さい。

この【元高】は、日本のバイヤーにとってはうれしくないレートと言えます。元高は輸出価格がアップする要因ですので、注意して粘り強く工場と交渉して下さい。

3年間の中国元(RMB)と日本円の推移表(2022年09月01日更新)

2022年9月頭のレートが20.18で、円安/元高は続いています。極端な右肩上がりのグラフは急激な円安を示しています。

3年間の平均レートが16.71ですので、今現在は【超円安/元高】になっています。2020年3月を起点に【円安元高】に推移して来ましたが、今しばらく続きそうな気配です。

引き続き【円安/元高】傾向に注意して下さい。

この3年間で円安と円高時の差が約36.7%位ありました。 この右肩上がりの表をご覧下さい。昨年春以降元高(円安)に一気に推移していることがわかります。2022年年初についに3年間の最高値を更新し、まだ円安が続いています。

日本円で決済することは少ないと思いますが、自国の貨幣価値が貿易相手国に対してどの程度変動しているかを把握しておくことは、重要なことだと思います。出張して日本円を中国元に交換するときに為替レートの変動を感じますが、統計的になかなかとっていないことが多いと思いますので、是非参考にしてください。

一生懸命工場と価格交渉しても為替の変動で利益が帳消しされることが多々ありますので注意が必要と思います。

長く中国と商売していますが、この円安は体験したことはありません。今中国に駐在されているかたは大変ですね。早く元にもどることを願うばかりです。

日本円を軸にした、USドルと中国元(RMB)の推移表はこちらをご覧ください。