工場の品質検査(検品)は、お客様と工場の間に交わされた「品質基準書」に従って検査され合格品のみを出荷します。商品の「仕様書」だけでなく、「品質管理基準」を設けてどのように管理していくかを生産前に取り決めをする事が大事です。
タオルは天然繊維を材料としているので、温湿度等の変化等や生産ロット毎に多少のばらつきが出ます。ばらつきの範囲は「品質管理基準」によりその許容差が設定され、超えたものは容赦なくB品として処理されます。
タオルの品質管理
タオルの基本的な品質基準書です。この項目は工場にて管理される項目です。
次に外部の専門機関で検査される項目です。いろいな検査機関はありますが、代表として日本タオル検査協会基準を添付します。
市場に出回っていて、タオル検査協会基準で「合格」のタオルは、「すべての項目」の試験結果が基準値をクリアしています。
各項目の試験で「ひとつでも」基準値を下回った場合、そのタオルの検査結果は「不合格」になります。
タオルのクレーム集
品質管理とは、過去のクレームから数の多いものを抽出し、反省して考えて、その原因を根本からつきとめ、生産工場と相談して、クレーム数を減らす努力をすることだと思います。
お客様独自の品質基準
基本の基準書より厳しく基準を設定されるお客様もあります。
工場選定が重要なカギとなります。
タオル品質管理3つのポイント
タオルの検査項目はたくさんあり、どれも重要ですが、過去のクレーム数の多さからはずしてはならない「3つのポイント」をご紹介します。
この3つは覚えておきましょう。