ドビー織機は、ジャガード織機と比較して表現できるデザインの範囲は低いんですがジャガードに比べるとコストが安く納期も早いんです。ドビーとジャガードの違いは設備の違いなんですが、なかなかデザインにおける境界線を把握出来ている人は決して多くないと思います。
そこで、タオルのボーダーをドビー織機で織れるデザインを36個集めてみました。
(デザイン①~⑳)
次のデザイン㉑~㉙は高度なテクニックが必要なデザインです。
最後に㉚~㊱はさらに高度なテクニックが必要なデザインだと思います。
ドビーを知るひとこそタオルのプロと言えると思います。
ドビー織機で出来るデザインは、中々難解ですのでデザインが出来たらまずはメーカーさんに聞くのが一番の近道です。作られたデザインそのままではドビー織機で織れないこともありますが、一部を修正すれば出来るなんてこともありますので、是非相談してみて下さい。
但し、相談する相手を間違えないようにお願いします。
ちなみにこのドビーで織れるボーダーデザインは、中国でNO.2・世界でNO.5の工場で作成されたものです。ドビーのデザインは技術力を表す象徴ですので、やはり大手の工場に聞かれるのが良いと思います。