匁(もんめ)の計算方法

タオルの重さを表現する世界の共通単位は、1枚当たりのタオルを「グラム(g)」で表示します。

日本では、伝統的にタオルが重さで取引されていたことがあり、その時に使われた単位が「匁(もんめ)」です。その慣習を使っている国内の業者さんがいらっしゃいますので、匁の計算方法をご紹介します。

1匁は3.75gですが、匁(もんめ)で表現されるときは1枚のタオルでなく一般的に1ダースのタオルで計算されます。(まれに10枚のタオル(1デカ)で計算されることもありますが、通常は1ダースで計算されます)

例えば100匁のタオルは単純計算すると375gになりそうですが、違うんです。

匁(もんめ)は1ダースのタオルの重さですので、375g/12=31.25gとなります。(1デカで計算する場合は、375/10=37.5gとなります)

早わかり表を作成しましたので見てください。

温泉で使われる薄手のタオルは、200匁のタオルが使われることがあります。

200匁(もんめ)のタオルは、200×3.75/12=62.5g/枚のタオルです。

一方、100g/枚のタオルは、100x12/3.75=320匁(もんめ)のタオルになります。

タオルの重さの表現は、一般的に「g」は「枚」、「匁(もんめ)」は「ダース」です。

(まれに「匁(もんめ)」は「デカ(10枚)」の場合もありますので注意して下さい)