タオルの織機にはドビー織機というのがあります。
ドビー織機は、ジャガード織機に比べるとデザインの再現性では劣るんですが、安価でスピーディーに生産することが出来ます。
ジャガードとドビーの違いを知りたい方は、こちらをご参照ください。
ここではドビー織機で出来る代表的なデザインをまとめてみました。
![](https://i2.wp.com/mit.meijin-intertrade.com/wp-content/uploads/2020/02/2002 ドビーで織れるデザイン集1-1.png?resize=800%2C600&ssl=1)
タータンチェックなど、チェックのデザインを用いたタオルは沢山企画され生産されていますが、上手にドビー織機でチェックを作ることで、安価で早くタオルが生産出来ます。安価で作れば上代を下げて販売してもしっかり利益が確保出来るメリットがあります。工場と相談してデザインを進めると良い思います。
![](https://i1.wp.com/mit.meijin-intertrade.com/wp-content/uploads/2020/02/2002 ドビーで織れるデザイン集2-1.png?resize=800%2C600&ssl=1)
ストライプデザインのタオルも良くあると思いますが、ストライプでもいろいろドビーで作れるデザインがあります。例えば表がストライプだけど裏は無地であったり、表のストライプはブルーだけど裏のストライプグリーンであったりするタオルをドビー織機で生産出来ます。あとパイルを杢糸にして、ミミとヘムをチェックにすることも出来ます。専門知識は工場の技術者が詳しいですが、エムアイティ株式会社まで是非ご相談ください。
![](https://i1.wp.com/mit.meijin-intertrade.com/wp-content/uploads/2020/02/2002 ドビーで織れるデザイン集3-1.png?resize=800%2C600&ssl=1)
上記のようなデザインもドビー織機で生産出来ます。幾何学模様であったり、パイルの高さを長中短にならべて波波のタオルを作ったりすることも出来ます。凹凸のパイルも直線的なデザインに限定されますが、工夫しておしゃれなタオルにすることも可能です。
ドビー織機をいかに有効に使用するかは、職人技みたいなもので高度な知識が必要になったりしますが、むずかしく考えず、工場にデザインをぶつけて答えを導きだせばよいのです。
そのヒントになれるようにデザインを集めてみました。
何かのお役に立てれば幸いです。